VIウイルス学的抑制が長期に 安定して得られている患者での薬剤変更

4.旧来の薬剤を長期内服している患者での治療変更

 旧来の薬剤の中には、近年の薬剤と比較して副作用が多いものや、抗ウイルス効果が劣るものもある。たとえば以下の薬剤は、副作用の有無や患者背景(薬剤耐性ウイルスの有無、併用薬との相互作用など)を確認の上、状況によっては薬剤変更も検討する。

  • AZT: ミトコンドリア障害のリスクがある。貧血を来すことがある。
  • EFV: 中枢神経系症状(不眠、うつ、異夢など)を来すことがある。
  • LPV/rtv: 脂質代謝異常を生じることがある。内服錠数が多い(4錠/日)。薬剤相互作用。
  • ATV+rtv: 尿路結石・腎機能障害のリスクがある。ビリルビンの上昇はほぼ必発である。

なお、抗HIV薬の副作用の詳細については第IX章を参照。

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