高齢者への投与

高齢者は腎機能、肝機能等の生理機能が低下していることが多く、医薬品の副作用が発現しやすい傾向があり、一般的に、医薬品の投与にあたっては常に十分な注意が必要である。
高齢者に用いられる可能性のある医薬品の場合、他の患者と比べて特に注意する必要がないと考えられる場合を除き、原則として必要な注意を記載する。

ー医療用医薬品添付文書の用語と解説ー
(じほう社)より引用

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高齢者の定義は難しく、人によって体の機能は大きく異なります。
年齢だけで規定出来るものではありませんが、65歳以上をひとつの目安と考えてよいとされています。
腎機能が低下している場合はNRTIに、肝機能が低下している場合はPIに、それぞれ注意が必要です。
また、胃酸分泌はPIの吸収に影響するため、血中濃度を測定するなどの注意が必要です。
薬の副作用に関しては、一般的に、肝機能より腎機能の方がより大きく影響するため、腎臓から排泄されるタイプの薬剤は、特に注意が必要です。