厚生労働行政推進調査事業費補助金(エイズ対策政策研究事業)
HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究班

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NA-ACCORD臨床試験

臨床試験のデザイン(RCTではない)

NA-ACCORD :
The North American AIDS Cohort Collaboration on Research and Design

試験(1)CD4数が351-500/μl の患者 ART–naive   N=8362

臨床試験のデザイン(RCTではない)

試験(2)CD4数が500/μl を超える患者 ART–naive N=9155

比較内容:Early-Therapy群とDeferred-Therapy群との死亡率

観察期間の終了は、以下のうちもっとも早いもの。

死亡、最終のCD4数測定日から1年後、2005年12月31日

結果:どちらの群でも、治療開始を遅らせた方が死亡率が高い。

  CD4数 351-500/μl群 CD4数 500/μlを超える群
死亡の相対危険度(95% CI) p値 死亡の相対危険度(95% CI) p値
治療を遅らせた場合 1.69(1.26-2.26) <0.001 1.94(1.37-2.79) <0.001
女性 1.21(0.89-1.64) 0.24 1.85(1.33-2.59) <0.001
高齢(10歳きざみ) 1.68(1.28-1.91) <0.001 1.83(1.62-2.06) <0.001
ベースラインのCD4値 1.13(0.72-1.78) 0.59 0.93(0.87-0.99) 0.03

サマリー

治療を開始するCD4数の基準値を2つ設定し(350/μlと500/μl)、それぞれ、その基準値を下回る前に治療開始した群と遅らせた群を比較したところ、どちらの基準値においても、早期に治療を開始した群の方が、有意に生存率が高かった。

Kitahata M, et al. NEJM 2009; 360: 1815-1826

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